全く同じ構成の仮想環境間であっても、ASTRUXを移行すると認証エラーとなります。
(認証をコンピューターのNICで行っているため)
ASTRUXを再インストールしていただくことで、認証エラーが表示されなくなります。
また2.01.0003以降のバージョンは、再度アクティベーションも必要です。
ASTRUXの再インストールは、ASTRUXのアンインストール後、同じディレクトリパスでASTRUXをインストールしてください。オプションについても同様に再インストールを行ってください。
再インストールのバージョンは、現在利用されているバージョンと同じか、新しいバージョンで行ってください。
dmx インストール, トラブルシューティング
サーバー上のデータ領域のフォルダへのアクセス権の設定方法です。
1.サーバー上の下記フォルダを右クリックして、プロパティを選択します。
- ASTRUX2
- AX_Root
- AX_Application
- AX_History
- AX_RelatedDoc
- AX_Temp
- AX_Template
- AX_Upload
- AX_WebDAV
(ISOXrossからご使用頂いておりますユーザー様は、「ISOX_」から始まるフォルダになります)
2.「セキュリティ」タブを選択します。
3.[追加]ボタンをクリックします。
4.アカウントを入力します。
・Windows 2000 Server の場合
入力項目に「ASPNET」を入力し、[OK]をクリックします。
・Windowa Server 2003 / Windows Server 2008 の場合
「選択するオブジェクト名を入力して下さい(例)(E):」の入力欄に「NETWORK SERVICE」を入力し[OK]をクリックします。
5.チェックボックスから「変更」権限以上を選択します。
6.[OK]をクリックして、プロパティを閉じます。
dmx 運用・操作, トラブルシューティング
【原因】
サーバーのOSが「Windows Server 2003」の場合に、MIMEマップポリシーにより、要求が受け付けられていない可能性があります。
【解決方法】
IIS上でMIME設定を行なうことで特定のファイル形式の公開が可能です。
1.IISマネージャを起動します。
([スタート]→[管理ツール]→[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ])
2.サーバー名の中にある[Webサイト]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
3.[HTTPヘッダー]タブを選択します。
4.[MIMEの種類]欄の[MIMEの種類]ボタンをクリックします。
5.[MIMEの種類]ウィンドウで、[新規作成]ボタンをクリックします。
6.公開を行ないたいファイル形式の[拡張子]と[MIMEの種類]をそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックします。
※MIMEの種類につきましては、それぞれのアプリケーションの販売元へお問い合わせ下さい。
例)DocuWorks(xdw)を設定する場合
拡張子「xdw」
MIMEの種類「application/vnd.fujixerox.docuworks」
例)Excel 2007(xlsx)を設定する場合
拡張子「xlsx」
MIMEの種類「application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet」
例)Word 2007(docx)を設定する場合
拡張子「docx」
MIMEの種類「application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document」
dmx トラブルシューティング
下記エラー内容と原因を確認して問題を解決してください。
原因と解決方法 |
クライアントのDocuWorksのバージョンが6未満である可能性があります。
バージョンが6未満の場合はWebDAV機能に対応していません。
【解決方法】
DocuWorksのバージョンを6.2以上にアップグレードします。 |
クライアントの利用されているアプリケーションが「DocuWorks Viewer Light」である可能性があります。
「DocuWorks Viewer Light」ではWebDAV機能をご利用できません。
【解決方法】
DocuWorksをご購入頂く必要があります。 |
サーバーが「Windows Server 2003」の場合、IISの[Webサービス拡張]にて[WebDAV]が許可されていない可能性があります。
【解決方法】
1.IISマネージャを起動します。
([スタート]→[管理ツール]→[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ])
2.サーバー名の中にある[Webサービス拡張]を選択します。
3.[WebDAV]を選択し、[許可]ボタンをクリックします。
※[WebDAV]の項目が無い場合、[プログラムの追加と削除]→[Windowsコンポーネントの追加と削除]より、インストールを行なう必要があります。 |
dmx トラブルシューティング
下記エラー内容と原因を確認して問題を解決してください。
エラー内容 |
原因と解決方法 |
ファイルのロックに失敗しました。(405) |
サーバーが「Windows 2000 Server」の場合に発生する可能性があります。【解決方法】
サーバー上でのWindows Updateにより最新状態にすることで改善される可能性があります。 |
保護モードが有効のときにはこの操作は実行できません。
保護モードを無効にするか、文書ファイルをダウンロードしてから再度実行して下さい。 |
クライアントが「Windows Vista」でInternet Explore 7をご利用の場合に発生する可能性があります。【解決方法】
1.Internet Explore 7の[ツール]メニュー→[インターネットオプション]を開きます。
2.[セキュリティ]タブを選択します。
3.[保護モードを有効にする]のチェックを外して[OK]ボタンをクリックします。
4.ブラウザを再起動します。 |
dmx トラブルシューティング
下記エラー内容と原因を確認して問題を解決してください。
エラー内容 |
原因と解決方法 |
ファイルが存在しないか、アクセスする権限がありません。 |
NTFS上のアクセス権が足りていない可能性があります。【解決方法】
サーバー上の「AX_Root」フォルダ以下に下記権限を付与します。
・「Everyone」フルコントロール
※Everyoneでの指定がセキュリティ上問題がある場合は下記での指定を行なって下さい。
[Windows Server 2003]
「NETWORK SERVICE」フルコントロール
[Windows 2000 Server]
「ASPNET」フルコントロール |
dmx トラブルシューティング
ver2.0から、仕様変更により、タブへのアクセス権設定が追加されました。
アップグレード後には、アップグレード用の手順書に従ってタブへのアクセス権設定を行なって下さい。
dmx トラブルシューティング
クライアント環境でOffice2000をご利用の場合にASTRUX上のOffice文書を開きますと、ASTRUXログイン画面の文字化けした表示がされることがあります。
【原因】
Office2000のバージョンが「9.0.2812」である場合に発生する可能性があります。
【解決方法】
Office2000をアップデートしていただきまして、「9.0.3821 SR-1」以降にしていただくことで改善されます。
Office 2000 Service Release 1 (SR-1)
dmx トラブルシューティング
下記エラー内容と原因を確認して問題を解決してください。
エラー内容 |
原因 |
ページを表示できません。
ページが見つかりません。 |
IISのサービス拡張で、「ASP.NET2.0」が許可になっているか確認する。
IISのWebサイト「ASTRUX2」で、「ASP.NET」のバージョンが「2.0」になっているか確認する。 |
サーバー アプリケーションは使用できません。 |
Windows Server 2003でASP.NETのバージョンが競合している可能性があります。その場合は、新しいアプリケーションプールを作成して割当をしてください。 |
「’/WebApplication’ アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。
現在の ID (NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE) には ‘c:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\ v2.0.50727\Temporary ASP.NET Files’ への書き込みアクセスが与えられていません。」 |
IISのドメイン設定等を変更した為、IISのマッピングが崩れてしまった可能性があります。ASP.NETの再インストールを実施してください。 |
イベントビュアに「ソース:ASP.NET 2.0.50727.0構成ファイルの processModel セクションで指定されたユーザー名およびパスワードが無効なため、aspnet_wp.exe を起動できませんでした。」とエラー出力される。 |
IISの設定で、[IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する]が設定されていている可能性がある。その場合は、チェックを外してください。IIS5.0プロセス分離モードでは動作しません。 |
イベントビュアに「ソース:ASP.NET 2.0.50727.0 aspnet_wp.exe を起動できませんでした。エラー コードは 80004005 です。このエラーは、ワーカー プロセス アカウントに .NET Framework ファイルの正しい読み取り権限が指定されていない場合に発生する可能性があります。.NET Frameworkが正しくインストールされ、インストール ディレクトリの ACL によって、構成されたアカウントへのアクセスが許可されていることを確認してください。」とエラー出力される。 |
IISの設定で、[IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する]が設定されていている可能性がある。その場合は、チェックを外してください。IIS5.0プロセス分離モードでは動作しません。 |
System.Data.SqlClient.SqlException: サーバーへの接続を確立しているときにエラーが発生しました。 |
データベースが開始されていない可能性があります。 |
dmx トラブルシューティング
データベースの saパスワードは、下記コマンドで確認する事が出来ます。
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、下記コマンドを入力します。
「1>」と表示されれば正しいパスワードでデータベースに接続できています。
osql -U sa -P パスワード
1>
インスタンスを指定する場合(astruxのインスタンスでインストールしている場合)
osql -S (local)\astrux -U sa -P パスワード
1>
sa パスワードを忘れてしまった場合の、windows認証による sa パスワード変更手順方法
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、下記コマンドを入力します。
「パスワードが変更されました。」と表示されれば成功です。
osql -E
1> sp_password @new = '新しいパスワード', @loginame = 'sa'
2> go
1> quit
※「新しいパスワード」の所に新しく設定するパスワードを入力してください。
半角英数、一部記号のみが使用可能です。
インスタンスを指定する場合(astruxのインスタンスでインストールしている場合)
osql -S (local)\astrux -E
1> sp_password @new = '新しいパスワード', @loginame = 'sa'
2> go
1> quit
※「新しいパスワード」の所に新しく設定するパスワードを入力してください。
半角英数、一部記号のみが使用可能です。
dmx トラブルシューティング