Office2000で文書が正常に開けず文字化けしてしまう。
クライアント環境でOffice2000をご利用の場合にASTRUX上のOffice文書を開きますと、ASTRUXログイン画面の文字化けした表示がされることがあります。
【原因】
Office2000のバージョンが「9.0.2812」である場合に発生する可能性があります。
【解決方法】
Office2000をアップデートしていただきまして、「9.0.3821 SR-1」以降にしていただくことで改善されます。
クライアント環境でOffice2000をご利用の場合にASTRUX上のOffice文書を開きますと、ASTRUXログイン画面の文字化けした表示がされることがあります。
【原因】
Office2000のバージョンが「9.0.2812」である場合に発生する可能性があります。
【解決方法】
Office2000をアップデートしていただきまして、「9.0.3821 SR-1」以降にしていただくことで改善されます。
ASTRUX1.0からASTRUX1.1へのマイナーバージョンアップの主な機能は、
セキュリティ機能を強化し、ファイルやログインのアクセスログの閲覧機能とCSV出力機能です。
この機能を利用すれば、不正アクセスの防止、ファイルの閲覧状況など
お客様の目的に応じて管理(監視)することができます。
(Docuworks6.0にも正式に対応いたしました。WebDAV機能には対応しておりません。)
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ASTRUX1.0からASTRUX1.1への変更点
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【機能追加】
[管理ログ機能]
・ログイン・ログアウト履歴管理情報
・ユーザー管理履歴情報
・グループ管理履歴情報
・属性管理履歴情報
・ファイル・フォルダ削除履歴情報
以上の項目について、履歴参照、ファイル出力機能を追加しました。
[ファイル操作ログ機能]
・ファイルの登録・削除
・ファイルの閲覧・取得
・ファイルの格納場所の移動
・ファイルの基本属性の編集
・ファイルの拡張属性の編集
・ファイル名の変更
・ファイルのバージョン追加
・ファイルの関連文書のコメント編集
・申請文書(ワークフロー)の即時発行
・申請文書(ワークフロー)の予約発行
・承認履歴の新規登録・編集
以上の項目について、履歴参照、ファイル出力機能を追加しました。
[ログ削除機能]
新規追加機能の管理ログ機能とファイル操作ログ機能で取得したログを
削除する機能を追加しました。
【機能修正項目】
・申請画面で、任意の人にメール通知を行うで、直下にユーザーが
登録されていないグループを表示しないようにしました。
・申請画面で、任意の人にメール通知を行うで、メールアドレスを
持っていないユーザーを表示しないようにしました。
・操作画面の日付入力項目で、カレンダーとプルダウン方式による入力方法に
統一いたしました。
・新規申請と改定申請で、申請文書数を選択する操作方法に変更しました。
・予約発行を実施する際に、ダイアログボックスで公開日を確認するように
いたしました。
・新規申請・改定申請の情報画面で、「格納文書の移動」を
「格納文書の変更」に表記を変更いたしました。
リビジョンまでを含めた詳細バージョンの確認方法につきましては下記となります。
【ASTRUX1.1までの場合】
1.管理側にアクセスします。
http://ドメイン/astrux/adm/
2.ログイン画面上部の[バージョン情報]リンクをクリックします。
3.「(1.*.*.**)」の数字を確認します。
例) (1.1.0.32)
【ASTRUX2.0の場合】
1.公開側にアクセスします。
http://ドメイン/astrux2/
2.ログイン画面下部の「バージョン:2.**.****」の数字を確認します。
例) バージョン:2.00.0010
標準ではSQLServer認証を利用しています。
設定により、Windows認証に変更することも可能です。設定方法につきましては、ASTRUXサポートページにログインしてお問い合わせください。
下記エラー内容と原因を確認して問題を解決してください。
エラー内容 | 原因 |
---|---|
ページを表示できません。 ページが見つかりません。 |
IISのサービス拡張で、「ASP.NET2.0」が許可になっているか確認する。 IISのWebサイト「ASTRUX2」で、「ASP.NET」のバージョンが「2.0」になっているか確認する。 |
サーバー アプリケーションは使用できません。 | Windows Server 2003でASP.NETのバージョンが競合している可能性があります。その場合は、新しいアプリケーションプールを作成して割当をしてください。 |
「’/WebApplication’ アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。 現在の ID (NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE) には ‘c:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\ v2.0.50727\Temporary ASP.NET Files’ への書き込みアクセスが与えられていません。」 |
IISのドメイン設定等を変更した為、IISのマッピングが崩れてしまった可能性があります。ASP.NETの再インストールを実施してください。 |
イベントビュアに「ソース:ASP.NET 2.0.50727.0構成ファイルの processModel セクションで指定されたユーザー名およびパスワードが無効なため、aspnet_wp.exe を起動できませんでした。」とエラー出力される。 | IISの設定で、[IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する]が設定されていている可能性がある。その場合は、チェックを外してください。IIS5.0プロセス分離モードでは動作しません。 |
イベントビュアに「ソース:ASP.NET 2.0.50727.0 aspnet_wp.exe を起動できませんでした。エラー コードは 80004005 です。このエラーは、ワーカー プロセス アカウントに .NET Framework ファイルの正しい読み取り権限が指定されていない場合に発生する可能性があります。.NET Frameworkが正しくインストールされ、インストール ディレクトリの ACL によって、構成されたアカウントへのアクセスが許可されていることを確認してください。」とエラー出力される。 | IISの設定で、[IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する]が設定されていている可能性がある。その場合は、チェックを外してください。IIS5.0プロセス分離モードでは動作しません。 |
System.Data.SqlClient.SqlException: サーバーへの接続を確立しているときにエラーが発生しました。 | データベースが開始されていない可能性があります。 |
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、下記コマンドを入力します。
「1>」と表示されれば正しいパスワードでデータベースに接続できています。
osql -U sa -P パスワード
1>
インスタンスを指定する場合(astruxのインスタンスでインストールしている場合)
osql -S (local)\astrux -U sa -P パスワード
1>
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、下記コマンドを入力します。
「パスワードが変更されました。」と表示されれば成功です。
osql -E
1> sp_password @new = '新しいパスワード', @loginame = 'sa'
2> go
1> quit
※「新しいパスワード」の所に新しく設定するパスワードを入力してください。
半角英数、一部記号のみが使用可能です。
インスタンスを指定する場合(astruxのインスタンスでインストールしている場合)
osql -S (local)\astrux -E
1> sp_password @new = '新しいパスワード', @loginame = 'sa'
2> go
1> quit
※「新しいパスワード」の所に新しく設定するパスワードを入力してください。
半角英数、一部記号のみが使用可能です。
エラーログを確認してください。エラーログは、標準インストールの場合、「C:¥ASTRUX2¥bin¥AXSetup_ErrLog.Txt」になります。
エラーログ内容 | エラーの原因推測 |
---|---|
Main :-1:引数が誤りです。 | SAパスワードの入力で、パスワードを未入力にした可能性。 |
DB_CREATE :-2147:ユーザー ‘sa’ はログインできませんでした。 | SAパスワードが間違っている可能性。 |
DB_CREATE :-2147: [DBNETLIB][ConnectionOpen (Connect()).]SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました。 | 1)データベースがインストールされていない可能性。
2)データベースが起動していない可能性。 3)「データベースサーバーの選択」でデータベースのインスタンス名の指定が間違っている可能性。(デフォルトは、「ASTRUX」) |
Table_CREATE_V000 :-2147:データベースに ‘ID_ACCESS_LOG’ という名前のオブジェクトが既に存在します。/ | データベースが既にインストールされている為、作成できない。データベースを削除する場合は、下記を削除する。 ・データベース -> ISODeskDB ・セキュリティ -> ログイン -> fxuser_iso |
DB_CREATE :-2147:CREATE DATABASE が失敗しました。一覧されたファイル名の一部を作成できませんでした。関連するエラーを確認してください。/CREATE DATABASE ISODeskDB ON ( NAME = IS | 「データベースサーバーの選択」でデータベースのインスタンス名の指定が間違っている可能性。 (デフォルトは、「ASTRUX」) |
データベースの再セットアップは、再度インストーラーを実行して実施、もしくは下記コマンドを実行して行ってください。
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、ASTRUXのインストールディレクトリ「C:¥ASTRUX2¥bin」ディレクトリへ移動して、下記コマンドを入力します。
2.00.0019までの場合
AXSetup.exe (local)¥ASTRUX "saのパスワード"
2.00.0020(新規インストール時)からの場合
AXSetup.exe /d "(local)¥ASTRUX" /p "saのパスワード" /t 0 /s ISODeskDB
2.00.0020(アップグレード時)からの場合
AXSetup.exe /d "(local)¥ASTRUX" /p "fxuser_isoのパスワード" /t 1 /s ISODeskDB
saのパスワードはインストールガイドの「第2 章 各種ソフトウェアのインストール 手順17(P.27)」を参照してください。
ASTRUXのインスタンスを作成していない場合は、下記コマンドを入力します。
2.00.0019までの場合
AXSetup.exe (local) "saのパスワード"
2.00.0020(新規インストール時)からの場合
AXSetup.exe /d "(local)" /p "saのパスワード" /t 0 /s ISODeskDB
2.00.0020(アップグレード時)からの場合
AXSetup.exe /d "(local)" /p "fxuser_isoのパスワード" /t 1 /s ISODeskDB
SQLServerがインストールされていないにもかかわらず、ASTRUXのインストーラでSQLServerのインストールが実施されずに、ASTRUXインストール画面にSQLServerの選択画面が表示される場合があります。
その場合は、下記コマンドを実施してSQLServerをインストールしてから、再度、ASTRUXのインストールを実施してください。
1.ASTRUXサーバー上で、コマンドプロンプトを開きます。
1)[スタート]メニュー→[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)[名前]に「cmd」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2.コマンドプロンプトで、インストールCDの「ASTRUX\tool\SQLEXPR」ディレクトリへ移動して、下記コマンドを入力します。
setup.exe /qb INSTANCENAME=ASTRUX ADDLOCAL=All SAPWD=******
INSTALLSQLDIR="C:\Program Files\Microsoft SQL Server" SECURITYMODE=SQL
改行せずに続けて入力してください。
*****はsaのパスワードを設定してください。
標準設定のパスワードはインストールガイドの17ページを参照してください。
既にASTRUXをインストール済みの場合、必ず標準のsaパスワードを設定してください。